秦岳志 Takeshi Hata

1973年東京都生まれ。90年代よりミニシアター「BOX東中野」スタッフとして劇場運営に関わりつつ同事務所で映像制作業務を始める。その後、佐藤真監督と出会い、『花子』(01)、『阿賀の記憶』(04)、『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(05)等の作品に編集者として参加。クリエイティブ・ドキュメンタリー映画の編集/プロデュースを中心に活動を続ける。

主な編集/プロデュース作品に小林茂監督『チョコラ!』(08)、『風の波紋』(15)、『魂のきせき』(25)、真鍋俊永監督『みんなの学校』(14/編集協力)、小森はるか監督『息の跡』(16)、戸田ひかる監督『愛と法』(17)、『マイ・ラブ:6つの愛の物語 日本篇』(21)、原一男監督『ニッポン国VS泉南石綿村』(17)、『水俣曼荼羅』(20)、日向史有監督『東京クルド』(21)、國友勇吾監督『帆花』(21)、黒部俊介監督『日本原 牛と人の大地』(22)、川上アチカ監督『絶唱浪曲ストーリー』(23)、Yating Hsu監督『大風之島』(25)など。プロデュース作品として日向史有監督『アイアム・ア・コメディアン』(22)、Yih Wen Chen監督「Queer as Punk」(25)など。また2024年度より京都芸術大学准教授として映画編集/ドキュメンタリー映画制作の授業を担当する他、国内外の映画ワークショップ等での講師経験多数。

マイ・ラブ

パースペクティブ・ナウ

2021年 / アメリカ / 73分

監督:戸田ひかる
撮影:小田香
編集:秦岳志

3.29 日 11:50 (無料上映) @真庭市立中央図書館

世界各地の「長年連れ添った二人」を追うNetflixドキュメンタリー・シリーズの日本篇。ハンセン病療養所で出会った夫婦。偏見差別の蔓延する社会で掴んだ小さな幸せと、日常の中の慈しみが瑞々しく映し出される。撮影に小田香、編集に秦岳志ら日本のインディペンデント映画界の第一線で活躍するスタッフが結集。教育的活動の一環として無料上映。

ティーチイン

戸田ひかる × 秦岳志 

3.29 日 13:10 @真庭市立中央図書館

戸田ひかる Hikaru oda

大阪の弁護士カップルとその家族を描いたドキュメンタリー映画『愛と法』(17)は、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門 作品賞、第42回香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞などを受賞。本作は21年4月から190カ国で配信中。23年11月からパレスティナ映画の上映活動・自主配給も行う。

フィダーイー・フィルム

パースペクティブ・ナウ

2024年 / パレスティナ、ドイツ、カタール、ブラジル、フランス / 78分

英題:A Fidai Film
監督・企画:カマール・アルジャアファリー
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭、加藤初代

 

3.28 土 13:00 @真庭市立中央図書館

3.29 日 10:00 @ビクトリィシアター

カマール・アルジャアファリー Kamal Aljafari

パレスティナの映画作家、美術家。ベルリンとパリを拠点にドキュメンタリー、エッセイ・フィルム、実験映画などの領域を超えた映像作品を発表している。ファウンド・フッテージを批判的に考察し映像化した作品で注目され、高い評価を受けている。代表作に、『ガザにてハサンと』(2025)、『フィダーイー・フィルム』(2024)、『UNDR』(2024)ほか。

レバノン、ベイルートのパレスティナ・リサーチ・センターが所蔵していたフィルムは、1982 年にイスラエル軍が侵攻して奪い、建国の物語を補完する資料としてアーカイヴ化されている。そこでは歴史が反転していることを知った作家は、「奪われた者のカメラ」によって映像の意味を転倒させる。圧倒的な不均衡に対する抵抗と歴史の改ざんに対する抗議としてのカウンター・アーカイヴ。

ティーチイン

加藤初代 x 秦岳志 

3.28 土 14:28 @真庭市立中央図書館

加藤初代 Hatsuyo Kato

YIDFFプログラマー。
インターナショナル・コンペティションの選考委員、プログラム・コーディネーター、特集プログラムのプログラマー。YIDFF2017『政治と映画:パレスティナ・レバノン70s-80s』、YIDFF2019『リアリティとリアリズム:イラン60s-80s』、YIDFF2025『パレスティナ――その土地の記憶』を企画。