Day3 | 3.12 sun

SCHEDULE

真庭市中央図書館/ 09:30 – 10:50

上映後:戸田ひかるレコメンドトーク

真庭市中央図書館/ 12:30 – 13:35

上映後:小田香レコメンドトーク

真庭市中央図書館/ 14:30 – 16:05

上映後:アンカ・ダミアン監督onlineトーク

真庭市中央図書館/ 17:00 – 17:55

上映後:山崎監督のティーチイン

真庭市中央図書館/ 18:30 – 19:20

上映後:山崎監督のティーチイン

ビクトリィシアター/ 10:30 – 11:45

上映中も声を出して笑ったり楽しんだりしてね!

ビクトリィシアター/ 13:00 – 14:45

ビクトリィシアターClosing Film

Nostalgie cafe ろまん亭 / 20:00 –

映画祭のクロージングを皆んなで!!

SCREENING & SPECIAL EVENT

Weekend Ciné Kids

子どもに見てほしい世界各地で作られた秀作映画が集まりました。
フィンランド発のパペットアニメ『ムーミン谷の彗星』(2010)は奥深いなかにもホッと笑わせられます。『マロナの幻想的な物語り』(2019)は小犬のマロナが奇跡のような旅をする愛とアートが溢れます。小田香さん推薦『セロ弾きのゴーシュ』(1982)、戸田ひかるさん推薦『ベルヴィル・ランデブー』(2002)も大傑作アニメーション映画です。

ベルヴィル・ランデブー

recomend talk : 戸田ひかる 監督

01

3/12 (sun) 9:30 – 10:50

@ 真庭市中央図書館

©Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinéma / RGP France / Sylvian Chomet

< STORY >

おばあちゃん力全開

”人生に必要なのは腕力でも権力でもない”

 

孤独な少年シャンピオンが情熱を傾ける自転車レース。孫を不憫に思うおばあちゃんとの特訓が実を結び、遂にツール・ド・フランスに出場するもそこで、事件は起きる。マフィアに誘拐された孫を追って、愛犬ブルーノとともにシャンピオン奪還のための大冒険が始まる。協力してくれるのは伝説の三つ子ミュージシャンの老婆、腕力では敵わないが、人生経験と知恵そしてユーモアと愛で数々の難局を乗りきっていく。

<公式サイト>

監督・脚本・絵コンテ・グラフィックデザイン:シルヴァン・ショメ

作曲・編曲:ブノワ・シャレスト

2002年/フランス、カナダ、ベルギー/80分/ヨーロピアン・ビスタ

戸田ひかる レコメンド

哀しげな瞳を持つチャンピオンは、デブッチョの愛犬ブルーノと無口でストイックなおばあちゃんに支えられて長年の夢であったツール・ド・フランスの選手になるが、ある日試合中に悪党に誘拐されてしまう。愛しい孫を救うためにおばあちゃんは、闇社会に飛び込んで奮闘!

 

セリフがほとんどないのに、表情豊かな登場人物の一人一人と手書きのアニメーションが作り上げる世界観に引き込まれる傑作。音楽やキャラクターデザインも素晴らしいけど、やっぱり無敵なおばあちゃんと最強な仲間たちが愛くるしくて、弱々しくもかっこいい!最後の最後にチャンピオンがつぶやく一言の余韻に浸りながら、私たちの身近にいる隠れたヒーロー達に想いを寄せる、切なくも爽快な冒険物語!

セロ弾きのゴーシュ

recomend talk : 小田香 監督

02

3/12 (sun) 12:30 – 13:35

@ 真庭市中央図書館

©︎オープロダクション

< STORY >

金星楽団のセロ奏者ゴーシュは、まだ若く内気で人付き合いが苦手な青年だった。ある日の練習で、ゴーシュは楽長から他の楽士の前で叱責を受け、失意のうちに家に帰る。その晩ゴーシュが猛練習をしていると、一匹の猫が彼のもとを訪ねてきた。 「トロメライを弾いてごらんなさい。聴いてあげますから」 こしゃくな猫に「生意気だー」と怒りを爆発させ、ものすごい音の曲を演奏して猫を驚かせてしまう。その晩以来、かっこう、たぬき、ねずみの親子らが次々とゴーシュを訪ねては彼にセロを演奏させるのだった。
動物たちとの交流を通じてセロの腕をあげていくゴーシュ。そこに監督・高畑勲は、対人関係に極度に臆病なあまり無愛想で無表情に見える青年像を見出した。宮沢賢治の原作を読み込みながら独自のゴーシュ像を作り上げ、全編にわたって音楽とアニメーションの調和が目指された本作品。自分たちの力で作品を作り上げたいという情熱に燃えた一級スタッフたちにより、5年の歳月をかけて作られた“音楽映画”が、この『セロ弾きのゴーシュ』である。

企画:小松原一男

製作:村田耕一

原作:宮沢賢治

監督・脚本:高畑勲

キャラクターデザイン・原画:才田俊次

美術:椋尾篁

音楽:間宮芳生

企画・制作:オープロダクション

小田香レコメンド

ゴーシュのセロは最初かたくてギコギコひとりで鳴っています。

でも夜ごと彼の家に集う小さな声たちが彼に教えてくれます。

音は彼の中だけじゃなくて、外にもたくさんあること。

それに耳を傾ければ、彼も世界のおおくの音のひとつとして、美しく響くこと。

みなの音のなかに、情景が立ち上がること。

 

アニメーションには最初からついている音はありません。

この画にはこの音という風にひとつひとつ作られながら演出がなされています。

セロの音や登場するキャラクターのセリフ以外にも、

劇中どんな音が聞こえるか、耳を澄ますのも面白いかもしれません。

マロナの幻想的な物語り

online talk : アンカ・ダミアン 監督

03

3/12 (sun) 14:30 – 16:05

@ 真庭市中央図書館

『マロナの幻想的な物語り』© Aparte Film, Sacrebleu Productions, Mind's Meet

< STORY >

幸せはほんのちっぽけなこと

一皿のミルク、昼寝、骨をかくす場所、そして大切な人との時間ー

 

幸せは ほんのちっぽけなこと――。
ハート型の鼻がチャームポイントの小さな犬・マロナの奇跡のような旅! 愛とアートに溢れた“ワンコ・アニメーション”!!
血統書付きで差別主義者の父と、混血で元のら犬だけど美しくて博愛主義の母との間に生まれたマロナは、同時に生まれた9匹の末っ子で、「ナイン」と呼ばれていました。このハート型の鼻を持つ小さな犬は、生まれてすぐ彼女の家族から引き離され、曲芸師マノーレの手にわたります。マノーレはこの小さな犬にアナと名付け、アナにとっても、幸せな日々が訪れたかに思えましたが……

<公式サイト>

監督 : アンカ・ダミアン 

制作スタジオ : Aparte Film(ルーマニア)/Sacrebleu Production(フランス)/Minds Meet(ベルギー)

プロデューサー : アンカ・ダミアン、ロン・ディエンス、トーマス・レイヤーズ

2019年/ルーマニア、フランス、ベルギー/92 分

Anca Damian  アンカ・ダミアン 

ルーマニアの国立舞台映画芸術学院で、映画撮影と美術・映画・メディアの博士号を取得。卒業後は監督、脚本家、プロデューサーとして、芸術関連のドキュメンタリーに関わり、また監督として 2 本の長編映画と様々なドキ ュメンタリーや短編を作成。2018 年には実写長編映画『Moon Hotel Kabul(ムーンホテル・カブール)』がワルシャワ国際映画祭で、最優秀監督賞を受賞した。また、彼女の最新のアニメ短編映画である『The Call(コール)』は、アヌシー、トロント、サンダンスなど40 以上の国際映画祭で上映され、5つの国際的映画賞を受賞した。マドリッド国際映画祭 2018 で、「新しい監督達にとって真に目標となる、そして比類なきインスピレーションを与える総合芸術家」としてミラダ国際賞を受賞している。そして『マロナの幻想的な物語り』を2019 年、アヌシー国際映画祭にて発表、日本では東京国際映画祭で正式上映後、東京アニメーションアワード 2020のコンペティションに選出され見事長編アニメーショングランプリと東京都知事賞を獲得した。

Location

真庭市立中央図書館

Address:真庭市勝山53-1

託児所の予約受付は終了しました

ムーミン谷の彗星

上映中も声を出して笑って楽しんでください

04

3/12 (sun) 10:30 – 11:45

@ VICTORY THEATER.

< STORY >

親友・スナフキンとの出会い、

彗星が迫る地球の危機に直面したムーミン谷は?

ある朝、ムーミントロールが起きると、空や川、木や地面、そしてムーミンハウスまで、ムーミン谷の何もかもが灰色になっていた。物知りのジャコウネズミさんに聞いてみると、「空から恐ろしい彗星が地球にやってくる前ぶれなのだ」と教えてくれた。不安に怯えるムーミントロールとスニフ。ムーミンパパとムーミンママは、彗星について調べるために、2人をおさびし山にある天文台に行かせることにした。ムーミンパパが作ってくれたいかだで出発したムーミントロールとスニフは、河原でテントを張っていたスナフキンに出会い、旅の仲間が増えた。3人は、ガーネットの谷の化け物を倒し、荒れ狂う地下の川を下って、岩を上り、遂に天文台にたどり着いた。天文学者は計算によって恐ろしい彗星が、あと4日と4時間4分44秒後にやってくると予測。

家に帰ればきっとパパとママがなんとかしてくれる!4日後の日曜日までにムーミン谷へ帰らなければ!ムーミントロールたちは、家路へと急ぐ。その途中、予測もつかない奇妙な生き物たちや危険が待ち受けていたが、スノークのおじょうさんと、おじょうさんの兄スノークという新たな旅の仲間も加わった。迫り来る彗星が到着するまでに、ムーミントロールと仲間たちは、無事パパとママが待つムーミン谷へたどりつくことができるのか?

『ムーミン谷の彗星』

製作:トム・カーペラン

監督・編集:マリア・リンドバーグ

原作:トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の彗星」(講談社刊)

主題歌:ビョーク “The Comet Song”

2010年/フィンランド、ポーランド、オーストリア/75分

ライオンは今夜死ぬ

NGFF Opening Filmを再上映

05

3/12 (sun) 13:00 – 13:45

@ VICTORY THEATER.

『ライオンは今夜死ぬ』 © 2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BAL THAZAR-BITTERS END

< STORY >

さあ、映画を作ろう。それこそが人生だから。

かつて愛した女性の記憶、映画撮影をする子どもたちとの出会い。

南フランスで年老いた俳優は残された時間を生きる歓びを知っていくー

 

南仏コート・ダジュール。死を演じられないと悩む、年老いた俳優ジャン。過去に囚われ、かつて愛した女性ジュリエットの住んでいた古い屋敷を訪ねると、彼女は美しい姿のまま、幻となって彼の前に現れた。再会を喜び、屋敷で寝泊まりをはじめるジャン。

すると、屋敷に忍び込んだ地元の子どもたちが、ジャンにカメラを向ける…「僕たちの映画に出てくれませんか?」。子どもたちからの誘いではじまった映画撮影。やがて映画を撮り進めるうちに、過去の記憶と向き合い、忘れかけていた感情を呼び起こしていくジャン。残された時間、ジャンの心に、生きる歓びの明かりがふたたび灯されていく―。

<公式サイト>

監督・脚本:諏訪敦彦

出演:ジャン=ピエール・レオー、ポーリーヌ・エチエンヌ、イザベル・ヴェルガンデン

配給:ビターズ・エンド

2017年/フランス=日本/103分/ビスタ

 

Location

ビクトリィシアター

Address:真庭市久世2581

       Closing Film            

映画祭を締めくくるのは、今から100年近く前のサイレント映画時代に生み落とされた、モダンでパンク、シュルレアリスティックでクレイジーなチャーリー・バワーズの作品たちです!全部で6本の短編を、二つのプログラムに分けてお届けします。

上映後は、山﨑樹一郎監督によるティーチインがあります。

チャーリー・バワーズ Charley Bowers 

1889年頃-1946年/米国アイオワ州出身
伯爵家の血筋で、5歳で綱渡りをマスターし6歳でサーカス一座に誘拐された(本人談)。カートゥーン「マット&ジェフ」のアニメーターを経て、自身が主演する無声短篇映画の制作をスタート。長く忘れられていたが、1960年代にフランスで発見されたことを皮切りに、眠っていたフィルムが世界各地で発掘される(今回上映する6作品のうち4本はフランス語版)。21世紀に入り現存する作品のデジタル修復が行われ、映画史に埋もれた天才の再評価が高まりつつある。

誰も知らない!
チャーリー・バワーズ短編集!

06

3/12 (sun) 17:00 – 17:55

@ 真庭市中央図書館

  プログラム A

『たまご割れすぎ問題』

『とても短い昼食』

(原題:THE EXTRA-QUICK LUNCH|1918年|6分)
*調査の結果、公開年を1917年から1918年に修正。

伴奏音楽(短編アニメーション): OTOWA-UNIT
Kotaro Maruyama(keyboard) Toru Kunugida(percussion)

『たまご割れすぎ問題』

ある日「たまごの殻が割れやすいのはおかしい!」と気づいてしまった、しがない発明家バワーズ。まさかの着眼点から(まったく仕組みのわからない)“割れないたまご製造機” を発明してひと山あてようと大奮闘する。記念すべき実写映画第一作。
(原題:EGGED ON|1926年|23分)

『全自動レストラン』

これが本当のロボットレストラン!? 愛する女性の父が経営する店を訪ね、結婚の承諾を得るはずが求人と誤解されたバワーズは……。まさにマシン・エイジならではの作品で、巨大機械を駆使してレストランの全作業を賄うワンオペの最終形態。
(原題:HE DONE HIS BEST|1926年|23分)

誰も知らない!
チャーリー・バワーズ短編集!

07

3/12 (sun) 18:30 – 19:20

@ 真庭市中央図書館

  プログラム B

チャーリー・バワーズ『怪人現る』

『オトボケ脱走兵』

バワーズ工房による制作が確認されている人気カートゥーン「マット&ジェフ」シリーズの1本と、新聞漫画家出身のバワーズらしい風刺の利いたアニメーション。

(原題:A.W.O.L. or ALL WRONG OLD LADDIEBUCK|1918年|6分)

『ほらふき倶楽部』

バワーズ再発見のきっかけとなった重要作。さる紳士に“ほらふきチャンピオン大会”へ招かれたのは、人生に絶望した若き発明家。万物が実る木を発明した彼の身に起きた “真実” とは、はたして……?ガンマンねずみ vs 無限猫の仁義にゃきバトルも必見!
(原題:NOW YOU TELLONE|1926年|21分)

『怪人現る』

幽霊屋敷もののパロディで、アニメーションと実写がスピーディーに融合する怪作。「ひげの怪人」捜査のためスコットランド・ヤード(?)の探偵バワーズが相棒の謎生物マックと海をる。バワーズ屈指のハイパー・ナンセンス・ドタバタ劇に、ついて来れるか!?
(原題:THERE IT IS|1928年|22分)

Location

真庭市立中央図書館

Address:真庭市勝山53-1

託児所の予約受付は終了しました

Closing Party ! !

クロージングパーティーでは、関係者や協賛者など、関わってくれた全ての人との乾杯の場として大いに楽しみたいと考えてます!

会場である「Nostalgie Cafe ろまん亭」は、大正時代に建てられた写真館をリノベーションしたカフェ。「気軽に立ち寄れるお店」そして、人々の出会いを大切にすることを一番に、地元の素材をふんだんに使い、「此処だから食べれる食材」「今だから食べれる食材」などのこだわりを大切にしています。

Closing Party ! !

08

3/12 (sun) 20:00 – 

@ Nostalgie Cafe ろまん亭

Location

Nostalgie Cafe ろまん亭

Address:真庭市勝山249

CRUISING MANIWA

FOOD & DRINK

お昼ご飯から居酒屋での映画談義まで。ぜひこの機会に真庭の名店を堪能してはいかがでしょうか。協賛店ではNGFFステッカーがもらえます。

ciné marché

マルシェも楽しもう!!
▶︎中央図書館前
NGFFステッカーがもらえます。

STAY

思う存分ニューガーデン映画祭を楽しまれるならぜひ、真庭市へご宿泊ください。映画と食事とパーティーを心ゆくまで。

CONTACT

ボランティアスタッフ募集

ニューガーデン映画祭実行委員会ではボランティアを募集しています。ご希望の方はお問い合わせフォームより【ボランティア希望】と記し、氏名、連絡先を記載ください。

協賛企業募集

ニューガーデン映画祭では協賛企業の募集を行っております。ご希望の方はお問い合わせフォームより【協賛希望】と記し、氏名(企業名・店名)、連絡先を記載ください。

主催:ニューガーデン映画祭実行員会

共催:真庭市立中央図書館

助成:真庭市

後援:真庭市教育委員会、真庭観光局、山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、読売新聞岡山支局、毎日新聞岡山支局、真庭いきいきテレビ、RSK山陽放送、OHK岡山放送、FM岡山