日本 / 2022 / 104分 / カラー スタンダード / 5.1ch
監督・脚本:太田達成
出演:小川あん、加納土
稲垣創太、稲垣裕太、秀、瀬戸山晃輔、山下光琉、五頭岳夫、チャコ
プロデューサー:田中佐知彦、木村孔太郎
撮影:深谷祐次 録音:坂元就
整音:黄永昌 編集:大川景子
制作:遠山浩司 演出助手:中島光
撮影助手:安楽涼 コンポジット:片山享
助監督:清原惟 スチル:柴崎まどか
音楽:王舟
製作・配給:inasato
制作協力:Ippo
配給協力:NOBO、肌蹴る光線
ビジュアルデザイン:脇田あすか
宣伝:井戸沼紀美 宣伝協力:プンクテ
特別協賛:株式会社コンパス 協賛:NiEW
旅行会社の仕事で郊外の町を訪れた主人公(小川あん)は、川辺で水切りをしている男(加納土)と出会う。相手との距離を慎重に測っていたが、いつしか二人は上流へ向かって歩きだしていた――
「途方もない無意味さに、なぜか心震えて」
友人との旅行で石拾いをした経験に触発されてシナリオを書きはじめた太田監督が、配給・公開の計画も立てぬまま、心から信頼する少人数のスタッフ・キャストと共につくりあげた映画『石がある』。川で出会った二人が束の間の時をすごす素朴な筋書きながら、心情のなびきや偶然性の豊かさを見事に捉えた本作は世界10以上の国際映画祭から招待された。さらに、ゴダール、トリュフォーらを生んだ仏映画誌『カイエ・デュ・シネマ』では日本映画として異例のレビュー枠を獲得したほか、韓国の映画誌『FILO』では20ページ以上の特集が掲載。世界中の映画ファンからラブコールを浴びた。作品全体を貫く予感に満ちた間合いは絶えず意識を引きつけ、いつしか観客を澄んだ水辺へと運びだす。
1989年生まれ、宮城県出身。植物の研究をしていた大学時代、レンタルビデオショップで偶然手にとった『青の稲妻』(ジャ・ジャンクー監督)に衝撃を受け、友人と映画制作を開始。初の短編『海外志向』で「京都国際学生映画祭」グランプリを受賞したのち、東京藝術大学大学院で黒沢清、諏訪敦彦に師事した。修了作品『ブンデスリーガ』は「PFFアワード」、スペイン「FILMADRID」等に入選。近年はスタッフとして『Oasis』(大川景子監督)、『SUPER HAPPY FOREVER』(五十嵐耕平監督)、『すべての夜を思いだす』(清原惟監督)等にも参加した。
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主催:ニューガーデン映画祭実行員会
共催:真庭市立中央図書館
助成:真庭市
後援:真庭市教育委員会、真庭観光局、真庭いきいきテレビ、真庭タイムス、山陽新聞社
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NGFF 2025