Cultivating community,
using film as a catalyst.
映画が触媒となり地域に新しい土壌を育む
岡山県北部に位置する真庭市。山と川に囲まれた人口44,000人ほどの小さな町。 そんな真庭市に2023年、小さな映画祭が誕生しました。その名もニューガーデン映画祭。この地で映画製作を続ける山﨑樹一郎の呼びかけに賛同した市民有志が実行委員会を立ち上げ運営する、市民主体の映画祭です。
「映画が触媒となり新しい土壌を育む」というコンセプトは、地面からは見えないが確かにその地下に伸びる「根っ子」に想いを馳せ、地域を巡る今よりもっと健やかで多様な根っ子を映画が育て得るか、という挑戦でもあります。
ニューガーデン映画祭は、こどもからおとなまで楽しめる国内外の映画をセレクトし上映。4つのセクションを設け、テーマに沿った作品の特集と、映画監督や批評家などを招聘した各イベントを開催します。ただ観るだけでなく、トークや交流、体験の場を通して、さらに深い作品世界へと誘います。
会期中は、地域の飲食店などと連携しながら、会場周辺に「食」を通して⼈々が気軽に集い交流できる場づくりも。
映画のみならず、真庭の町自体をも楽しめる仕掛けを予定しています。ゲストや映画関係者、地域の⼈たちが入り交じる小さな町の手づくりの映画祭です。