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『 ユキとニナ 』

with talk show : 諏訪敦彦 監督

3/10 (sun) 10:00 – 11:35

@ 真庭市中央図書館

© Yoshi OMORI

国際的にも高い評価を受ける諏訪敦彦監督とフランスの名優イポリット・ジラルドの共同監督作。日仏の才能が融合し、少女のまなざしに寄り添って生み出された、鮮やかな美しい世界

ユキはフランス人の父と日本人の母とパリで暮らす9歳の女の子。
ある日、母が父と別れてユキと日本で暮らしたいと考えていることを知り
親友のニナと一緒に、両親を仲直りさせるために奔走する。
ユキはやがて深い森の中で、自分の心と向き合い、一歩踏み出していく――

監督・脚本:諏訪敦彦、イポリット・ジラルド

出演:ノエ・サンピ、アリエル・ムーテル

配給:ビターズ・エンド

2009年/フランス・日本/カラー/日本語字幕/93分

(左) 諏訪敦彦監督 (右) イポリット・ジラルド監督

諏訪敦彦 Nobuhiro Suwa

映画監督・一般社団法人こども映画教室専務理事

1960年広島県生まれ。大学卒業後、長崎俊一、山本政志、石井聰亙などの作品に参加する一方で、『はなされるGANG』(84年/8ミリ)などの作品を発表。テレビドキュメンタリーの演出を手掛けた後、97年『2/デュオ』で監督デビュー。定型のシナリオなしで撮影されたその作品の完成度の高さが、国内外で絶賛され、ロッテルダム国際映画祭でNETPAC賞を受賞する。
2作目の『M/OTHER』では三浦友和を主演に起用、99年カンヌ国際映画祭監督週間に出品され、国際批評家連盟賞を受賞。アラン・レネ監督の『二十四時間の情事』をリメイクした、3作目『H Story』は主演に『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』でその名を知られるベアトリス・ダルを起用、2001年カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品される。
ヨーロッパでの評価は圧倒的であり、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキを起用した(サルコジ仏大統領の妻カーラ・ブルーニの実姉)、4年ぶりの長編作品『不完全なふたり』はロカルノ国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、フランスでの上映もロングランヒットを記録した。オムニバス映画『パリ・ジュテーム』では唯一の日本人監督として『ヴィクトワール広場』を制作、主演にジュリエット・ビノシュを起用、イポリット・ジラルドも出演しており、本作の企画に至った。 2008年より、東京造形大学の学長職を務めている。

イポリット・ジラルド Hippolyte Girardot

映画監督・俳優

1955年10月10日、フランス生まれ。映画デビューは73年、ヤニック・ベロ監督の『ジャンの妻』。特に83年、ジャン=リュック・ゴダール監督の『カルメンという名の女』に出演後、パトリス・ルコント、アルノー・デプレシャン、侯孝賢、など世界の名匠の作品で活躍し続けているフランスの名優。本作『ユキとニナ』が待望の監督デビュー作となる。

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主催:ニューガーデン映画祭実行員会
共催:真庭市立中央図書館
助成:真庭市、公益財団法人真庭エスパス文化振興財団(山の中の劇場)
後援:真庭市教育委員会、真庭観光局、真庭いきいきテレビ、真庭タイムス、山陽新聞社
協力 : プンクテ/チャイルド・フィルム/工藤雅子/ニューディアー/桜映画社/こども映画教室®/
ぴあフィルムフェスティバル/東風/一揆の映画プロジェクト/ビターズ・エンド/中垣直久
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NGFF 2024.

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